【お役立ちコラム】自治体への飛び込み営業で“やってはいけないこと”

新規事業担当になると、「まずは自治体に飛び込みで行ってみよう」と思うこともあるでしょう。ですが、私は基本的に飛び込み営業はおすすめしません。無駄打ちになりやすく、結果として双方にとって不幸な時間になりがちだからです。

ただし、会社として「情報収集のために」というケースもあるでしょう。そんなときに、少しでも成果につながるようにやってはいけないことを整理しました。


1. 受付やコンシェルジュ任せにしない

「とりあえず受付で聞けばいいだろう」と突撃するのは危険です。

受付で「この部署ですか?」と確認して終わり、というケースは多いもの。帰ってきて「受付で聞きました」と報告しても、それは成果にはなりません。


2. 部署の“手前の人”に声をかけない

入り口近くにいる人に声をかけるのは避けましょう。

  • 経験が浅く、適切な担当者につなげてもらえない

  • 暇な人に回され、意味のない対応で終わる

  • そもそもこちらを見ても目を合わせない(やる気がない)

こうした相手と話しても、情報も進展も得られません。


3. 覇気のない人には話しかけない

表情や態度で「聞く気がない」と分かる人に声をかけても、成果はゼロです。

飛び込みは時間勝負。「誰に声をかけるか」がすべてです。


4. 事前リサーチを怠らない

自治体にいた立場から言うと「いや、うちに来られても困るんだよね」という声はしょっちゅう聞きました。これは事前リサーチ不足の証拠です。

各自治体には事務文書や担当部署が公開されています。最低限これを確認しましょう。今はAI検索もあるので、調べればある程度わかります。リサーチをせずに突撃するのは、ただの手抜きです。


5. 議会や年度末のタイミングを避ける

飛び込み営業で最も避けるべきなのは時期を間違えることです。

  • 担当者がピリピリしている

  • 責任ある職員が不在になりがち

特に以下の時期は訪問を控えるのが無難です。

  • 3月(年度末)

  • 6月定例会

  • 9月定例会

  • 12月定例会

この時期に訪問しても、まともに話を聞いてもらえる可能性はほぼありません。


まとめ

  • 受付任せ、手前の人、やる気のない人には声をかけない

  • 事前リサーチは必須。担当部署は公開資料で確認できる

  • 議会や年度末は避けるべき時期

飛び込みはどうしてもやむなく行う場合でも、リスクの高い手法です。行くなら「誰に・いつ・どう声をかけるか」を徹底的に意識し、最小限の無駄で最大限の情報を持ち帰ることを心がけましょう。


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